血塗れの赤に物語の終焉を覚悟した
取り返しのつかない嘘を、僕は君に吐いた
どれだけ思い出を積み重ねれば気が済むのだろう
猫のように爪を立てて、赤みを帯びた傷をつけた
澄みきった空気を肺いっぱいに吸い込んだ
後悔なんて言葉は絶対に口にしたくないのに
月から来た少女に全てを託すのか
海のように深みのある場所に身を置けたらと
触れては壊れてしまう、触れてはならない
禁忌の呪文を唱えれば、世界の死を意味するだろう
七色の虹を見上げて、何度涙したことだろう
怯えた瞳に僕は微笑を浮かべてみせた
愛しい貴方、貴方は私が殺してあげる
そこまで望むのならお前等の死神になってやろうか
君はいつもの笑顔を浮かべて俺の名を呼んだ
このまま時間が止まればいいと願うのに
あなたに素敵な恋の魔法を唱えましょう
ガラスの向こう側に見えた、本当の自分
あの日の歌はいまも鮮明に聞こえるよ
片目の世界を望んだのは他でもないわたしだ
言葉なんていらない、愛情なんていらない
どうしてわたしはこんなにいらない子なの?
いい子でいればいいの?それとも、
花輪を頭に乗せる、舞い散る花びらの中で
彼女に惹かれる理由を教えてほしい。恋よりも深い感情を
渦の中から立ち上がれたのは、貴方がいるからだ
貴方を愛してもいいですか。好きでいてもいいですか
現実を受け止める勇気を手に入れる方法があれば、
彼女の言葉と口元に浮かべた笑みは魔法のように広がる
気付けば心の中で芽を出したものが花咲くときには
異世界からの少女に何を望み、何が生まれたのか
恋をする大切さを気付かせてくれてありがとう
海の波音に耳をすませば、見えてくるのは七色の光
愛しい痛みの傷口を触ればあの頃の思い出が蘇る
ねえ、どうか私の名前を呼んで、あなたの唇で
空の眩しいほどの青さを見て、目を細めてみせた
あなたの影を踏んでは背中を追い掛けて走った
星流れる夜、貴方には言えないお願いごとをした
真っ白な画用紙の上を滑る、繊細な指先
輝きはいつまでも色褪せることを知ることさえもない
その瞳は世界で一人だけしか見ることが出来ない
何処からか込み上げる熱情を口にすることができるなら
命の灯火が消えることのないように願うことを望む
貴方にも見えるでしょう、そこにある確かなものが
私の半身は貴方の半身でもある、当然のことなのだ
白黒の世界に、見えたのは虹色に光る貴方の後ろ姿
恋は盲目。それは貴方のせいに決まってるでしょ
手の平の上で色とりどりに光るのは、私の欠片たち
落とされた涙の雫にうつるのは、貴方の優しい笑顔
空は繋がっているよ。だから空の先には君がいるんだ
二人で刻むのは、僕たちの忘れてはならない思い出
降り注ぐのは冷たい雨ではなく、愛しさという名の雨
小指を絡ませて約束の証を。約束は二人だけの秘密だよ
日常の中に隠れている、幸せの宝石を見つけられたかい
一人なんかじゃない、いつだって傍で貴方が言葉を残す
飛び込んでいいよ。僕がすぐに君の手を取ってあげる
走り出したら最後。その足が向かう先は決まっている
花びらの舞うこの場所で、僕は君を抱きしめ涙した
飾られた言葉なんていらない。ありのままでいいんだ
水面に広がる波紋のように、気持ちも広がっていくのだ
たった二文字の言葉は嘘偽りのない私の全てを意味する
優しさの色で染められたカーテンが風でそっと踊った
立ちふさがる壁はない、二人の間にあるのは赤い糸だけ
緩やかな坂をのぼれば、貴方が手を振って立っていた
幾度でも君に出会っては恋に落ちる。あの頃のように
君のことを考えては窓から見える月に手を伸ばした
荒れていた心はあたたかな声で棘を無くし、丸くなる
たとえ世界が私を拒絶したとしても、貴方がいればいい
爪先立ちになる必要は無い。もう十分に届くのだから
預けた背中から伝わるのはあなたの熱と嘘のない信頼
全てを味方だと思えるほどに、わたしは強くないんだよ




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